問題
ストレッサー、ネガティブな自動思考以下「自動思考」という。及 び抑うつ反応の&つの変数を測定した。ストレッサーは、調査前の出来 事を測定した。変数間の相関係数を算出したところ、ストレッサーと抑 うつ反応の相関係数は 0.30、ストレッサーと自動思考の相関係数は 0.33、自動思考と抑うつ反応の相関係数は 0.70 で、いずれの相関係数 も有意であった。パス解析を行ったところ、ストレッサーから自動思考 への標準化パス係数は 0.31 で有意であり、自動思考から抑うつ反応へ の標準化パス係数は 0.64 で有意であり、ストレッサーから抑うつ反応 への標準化パス係数は 0.07 で有意ではなかった。
以上の結果から解釈可能なものとして、最も適切なものを 1 つ選べ。
1 自動思考は、抑うつ反応に対して影響を与える説明変数ではない。
2 抑うつ反応は、ストレッサーに対して影響を与える説明変数である。
3 ストレッサーは、抑うつ反応に対して自動思考を介して影響を与えて いる。
4 自動思考が根本的な原因として、ストレッサーと抑うつ反応の両方を 説明している。
5 抑うつ反応に対して、ストレッサーと自動思考は対等に説明する変数 となっている。
答え
3
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