第5回公認心理師試験 問2

問題

問 2  心理支援におけるスーパービジョンについて、最も適切なものを 1 つ選べ。

1 最新の技法を習得することが主な目的である。

2 スーパービジョンの対象にアセスメントは含まれない。

3 異なる領域の専門家の間でクライエントの支援について話し合われ る。

4 スーパーバイジーの心理的危機に対して、スーパーバイザーはセラ ピーを行う。

5 スーパーバイジーには、実践のありのままを伝える自己開示の姿勢が求められる。

解説

①②④ スーパービジョンとは、特定の専門領域に精通したより経験豊富な専門家が、原則的には同じ領域に従事する経験の浅い専門家に対して、知識や技能を高める指導などを行うことをいいます。
経験豊富な専門家のことを「スーパーバイザー」、そして経験の浅い専門家のことを「スーパーバイジー」と呼びます。

③ これはコンサルテーションについての記述です。コンサルテーションとは、異なる専門性を持つ複数の者が、援助対象である問題状況について検討し、より良い援助のあり方について話し合うプロセスをいいます。
自分の専門性に基づいて他の専門家に対して援助する者を「コンサルタント」、そしてその援助を受ける者を「コンサルティ」と呼びます。

参考:現代心理学辞典:有斐閣

答え

5

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