問題
22 歳の男性 A、大学 4 年生。A は 12 月頃、就職活動も卒業研究も うまくいっていないという主訴で学生相談室に来室した。面接では、気 分が沈んでいる様子で、ポツリポツリと言葉を絞り出すような話し方で あった。「就職活動がうまくいかず、この時期になっても 1 つも内定が 取れていない。卒業研究も手につかず、もうどうしようもない」と思い 詰めた表情で語っていた。指導教員からも、日々の様子からとても心配 しているという連絡があった。
A の自殺のリスクを評価する際に優先的に行うこととして、不適切 なものを 1 つ選べ。
1 絶望感や喪失感などがあるかどうかを確認する。
2 就職活動の方向性が適切であったかどうかを確認する。
3 現在と過去の自殺の念慮や企図があるかどうかを確認する。
4 抑うつ状態や睡眠の様子など、精神的・身体的な状況を確認する。
5 就職活動や卒業研究の現状を、家族や友人、指導教員に相談できてい るかどうかを確認する。
答え
2
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