問題
14 歳の男子 A、中学&年生。A は、生後間もない頃から乳児院で 育ち、3歳で児童養護施設に入所した。保護者は所在不明で A との交 流はない。A はおとなしい性格で、これまで施設や学校でも特に問題 はみられなかったが、中学2年生の冬休み明けからふさぎ込むことが増 えた。ある日、児童指導員 B に対して、「どうせ仕事なんだろう」、「な ぜこんなところにいなくてはいけないんだ」と言いながら暴れた。また、 「生きている意味がない」とメモを書き残して外出し、A が育った乳児 院の近くで発見された。A の態度の変わりように困った B は、施設内 の公認心理師 C に A への対応を相談した。
C の B への助言・提案として、最も適切なものを1つ選べ。
1 A の自立支援計画の策定を始めるよう助言する。
2 児童相談所に里親委託の検討を依頼するよう提案する。
3 A が自分を理解してもらえないと感じるような、B の対応を改善する よう助言する。
4 A には注意欠如多動症/注意欠如多動性障害AD/HDの疑いがある ため、医療機関の受診を提案する。
5 信頼できる大人との日常生活の中で、A が自分の人生を自然に振り 返ることができるような機会が大切になると助言する。
答え
5
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