問題
20 歳の男性 A、大学&年生。A は、大学入学時に大学の雰囲気に なじめずひきこもりとなった。大学の学生相談室への来室を拒否したた め、A の両親が地域の精神保健福祉センターに A のひきこもりについ て相談し、両親が公認心理師 B と定期的な面接を行うことになった。 面接開始後、1 年が経過したが、A はひきこもりのままであった。A は、暴力や自傷行為はないが、不安や抑うつ、退行現象がみられてい る。留年や学業継続の問題については、両親が大学の事務窓口などに相 談している。最近になり、両親が精神的な辛さを訴える場面が多くなっ てきている。
B の A や A の両親への支援として、不適切なものを1つ選べ。
1 自宅訪問を行う場合、緊急時以外は、家族を介して本人の了解を得 る。
2 ひきこもりの原因である子育ての問題を指摘し、親子関係の改善を図 る。
3 家族自身による解決力を引き出せるよう、家族のエンパワメントを目 指す。
4 家族の話から、精神障害が背景にないかを評価する視点を忘れないよ うにする。
5 精神保健福祉センターや大学等、多機関間でのケース・マネジメント 会議を行う。
答え
2
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