1 知的能力障害(精神遅滞)を伴う。
2 生育環境が主な原因となって生じる。
3 文字の音韻情報処理能力に問題はない。
4 読字と同時に、書字にも障害がみられることが多い。
5 この障害のある人の割合は、言語圏によらず一定である。
① ディスレクシアは読字の障害なので、知的能力障害(精神遅滞)を伴う必要はありません。
③ 音韻情報処理過程と視覚情報処理過程の障害が指摘されています。
④ 文字の習得過程に起こる障害であるため書き字にも障害があることが多く、読み書き障害とも呼ばれます。
⑤ 出現頻度は欧米に比較して日本での低さが指摘されていますので、言語圏によって差異があるものと考えられるでしょう。
参考:現代心理学辞典:有斐閣
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