1 いくつかの具体的事例から一般的、普遍的な法則性を結論として導く 手続のことである。
2 外的な事象をもとに内的なモデルを構成し、その操作により事柄を理 解する手続のことである。
3 一連の手順を正しく適用すれば、必ず正しい結果が得られることが保 証されている手続のことである。
4 現在の状態と目標とする状態を比較し、その差異を最小化するような 手段を選択していく手続のことである。
5 しばしば経験から導かれ、必ずしも正しい結果に至ることは保証され ていないが、適用が簡便な手続のことである。
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この説明はアルゴリズムの説明です。アルゴリズムとは、問題を解くための手順を定式化した形で表現したもので、それに従えば、必ず正解に辿り着くことができる手順のことです。
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ヒューリスティックには、代表性ヒューリスティック 利用可能性ヒューリスティック 係留と調整のヒューリスティック の3種類があるとされています。
代表性ヒューリスティック:ある対象AがBという集合に属する判断をするときに、Aがどの程度Bを代表するもの(典型例)と似ているかどうかを手がかりにすること
利用可能性ヒューリスティック:ある集合の大きさやある事象の頻度確率がどの程度であるかを判断するときに、想起できる(利用可能性が高い)集合の事例数や、事象の回数を手がかりにすること
係留と調整ヒューリスティック:基準となる係留点を定めて、そこから調整を行うことによって最終的な推定値を求めること
参考:現代心理学辞典:有斐閣
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