第5回公認心理師試験 問147

問題

14 歳の女子 A、中学 2 年生。元気がない A の様子を心配した担 任教師 B からスクールカウンセラー C に相談があった。A は、おとな しく目立たない性格であり、成績は中程度である。学校生活では自信の ない様子が目立つ。C が A と面接を行ったところ、次のことが分かっ た。中学 2 年生でクラス替えがあり、女子生徒の間ではすでにソーシャ ル・ネットワーキング・サービス〈SNS〉のグループが複数できていた。 A は孤立を感じ次第に登校が苦痛になってきた。厳格な親から SNS を 禁止されており、いらいら感が高じ、自室にこもって、カッターで手首 を傷つけるようになったという。
C の初期の対応として、最も適切なものを 1 つ選べ。

1 希死念慮の有無について A に問うことは控える。

2 A が手首を傷つけないよう B に指導を依頼する。

3 直ちに A を精神科に紹介し、主治医の指示を待つ。

4 A の自傷行為の習慣性についてのアセスメントを行う。

5 B と連携して A が SNS のグループに入れるよう、親に働きかける。

答え

4

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