問題
22 歳の男性 A、無職。奇異な言動を心配した家族に連れられて精 神科クリニックを受診した。同伴した家族によると、半年以上前から A は、「やっと分かりました」、「もう後戻りはできないんですね」など と独り言をつぶやきながら、にやにやと奇妙な笑顔を浮かべるように なった。A に理由を聞いたが、まとまりのない内容で、何の話か分か らなかったという。受診時、A は主治医に対して、「このクリニックの 駐車場には、赤いスポーツカーが停まっていました。あれは、お前も赤 く燃えるように使命を果たせ、という私に向けられた啓示なのです」と 訴えた。
DSM- 5 の診断基準に該当する A の病態として、最も適切なものを 1 つ選べ。
1 双極性障害
2 統合失調症
3 短期精神病性障害
4 全般不安症/全般性不安障害
5 統合失調型パーソナリティ障害
答え
2
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