1 内的妥当性
2 収束的妥当性
3 内容的妥当性
4 基準関連妥当性
5 生態学的妥当性
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例えば、新しい抑うつに関する尺度を開発する場合、既存の精度の高い抑うつ尺度の得点と、新しい抑うつ尺度の得点との相関係数を求め、高い相関係数が得られれば、収束的妥当性が示されたということができます。同じ構成概念であれば、同じ結果に収束するという意味を持っています。
③
内容的妥当性とは妥当性の概念の一つで、テストや尺度において想定されている構成概念を全て偏りなく網羅しているかを表す概念をいいます。
④
基準関連妥当性とは内容的妥当性と同じく妥当性の概念の一つで、テストと何らかの外的基準との関連の程度を調べることにより妥当性の評価を行います。
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生態学的妥当性とは、研究が行われた実験的状況から得られた結論が、実際的場面において、どれほど一般的妥当性を有しているかをいいます。
参考:現代心理学辞典:有斐閣
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