第5回公認心理師試験 問6

問題

問 6  重回帰分析において、説明変数間の相関の絶対値が大きく、偏回帰係数の推定が不安定となる状態を説明する概念として、正しいものを 1つ選べ。

1 一致性

2 共通性

3 独自性

4 不偏性

5 多重共線性

解説


多重共線性とは、重回帰分析において、モデル中のある説明変数を残りの説明変数に線形回帰した時の重相関係数が非常に高い状態をいいます。この多重共線性が起こっていると、偏回帰係数の推定が不安定になり、安定した偏回帰係数の推定が不安定になります。

参考:現代心理学辞典:有斐閣

答え

5

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