1 α 係数
2 γ 係数
3 κ 係数
4 ϕ 係数
5 ω 係数
①
α係数はクロンバックのアルファ係数(coefficient alpha)とも呼ばれ、テスト得点の信頼性係数として用いられます。
α係数は ①テストの項目数が多いほど大きな値を取る ②受験者の等質性が高まるほど低くなる 等の特徴があることも一緒におさえておくと良いと思います。
③
κ係数はコーエンのカッパ(Cohen's Kappa)とも呼ばれる代表的な一致係数であり、この指標は、2人の評定者の実際の一致率から、2人の評定が偶然一致する確率を割り引いて計算します。
⑤
α係数と似たものにω係数があります。ω係数もα係数と同様にテスト得点の信頼性係数として用いられます。
ではこの2つの係数の何が違うのかというと「1因子性」と「因子付加量の同値性」という2つの仮定の有無です。
α係数にはこれらの仮定があり、ω係数にはこれらの仮定がない、というところに違いがあります。
参考:現代心理学辞典:有斐閣
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