第3回公認心理師試験

第3回公認心理師試験 問76

5 歳の男児 A。A は、実父からの身体的虐待が理由で、1 か月前 に児童養護施設に入所した。A は、担当スタッフの勧めで同施設内に 勤務する公認心理師 B の面談に訪れた。担当スタッフによると、A は、 入所時から衝動性・攻撃性ともに高かった。施設内では、コップの水を 他児 C にかけたり、他児 D を椅子で殴ろうとしたりするなど、A の暴 力が問題となっていた。また寝つきが悪く、食欲にむらが見られた。B との面談で A は暴力の理由を「いつも僕が使っているコップを C が勝手 に使ったから」「D が僕の手首を急に掴んだから」と語った。また、「夜 眠れない」と訴えた。 B が初期に行う支援として、適切なものを 2 つ選べ。


第3回公認心理師試験 問77

24 歳の女性 A、小学&年生の担任教師。A の学級は、前任からの 担任教師の交代をきっかけに混乱した状態に陥った。A の学級の複数 の児童が、授業中の私語や立ち歩きなどの身勝手な行動をしていた。学 級のその他の児童たちは知らん顔で、学習にはある程度取り組むもの の、白けた雰囲気であった。A は学級を立て直したいが、どうすれば よいか分からない。 スクールカウンセラーが A に対してこの学級についてのコンサル テーションを行う際に、重視すべき事項として、適切なものを 2 つ選 べ。


第3回公認心理師試験 問78

公認心理師が、成人のクライエントの心理に関する情報を医療チー ムに提供する場合に事前に必要なものとして、正しいものを 1 つ選べ。


第3回公認心理師試験 問79

精神科領域における公認心理師の活動について、適切なものを 1 つ 選べ。


第3回公認心理師試験 問80

心理学の研究法において、質問紙法と比較したときの面接法の特徴 として、適切なものを 1 つ選べ。


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