第5回公認心理師試験

第5回公認心理師試験 問57

問57 学校におけるいじめへの対応として、適切なものを 2 つ選べ。


第5回公認心理師試験 問58

問58 触法少年について、正しいものを 2 つ選べ。


第5回公認心理師試験 問59

問59 学習方法の違いにより学習内容の習得度に差があるかを検討する研究を行った。まず、参加した 80 名の生徒を無作為に 2 群(各 40 名)に分割して事前テストを行い、両群の能力が同等であることを確認した。そこで、一方を講義形式で学習する群、他方を協同学習で学習する群とし、学習後に事後テストを行った。事後テストの平均値(標準偏差)は、講義形式群 67.34(9.12)、協同学習群 76.40(8.79)であった。また、事前テストと事後テストの得点間の相関係数は、講義形式群 0.66、協同学習群 0.54 であった。  学習方法の違いにより習得度に差があるかを検討する分析法として、最も適切なものを 1 つ選べ。


第5回公認心理師試験 問60

問60 乳児 50 名を対象として、視覚認知機能を調べる実験を行った。まず、実験画面上に図形 A を繰り返し提示したところ、乳児は最初は画面を長く注視したが、その後、注視時間は減っていった。注視時間が半減したところで、画面上に図形 B を提示したところ、乳児の画面の注視時間が回復して長くなった。一方、異なる乳児 50 名を対象として、同様に画面上に図形 A を繰り返し提示し、注視時間が半減したところで、画面上に図形 C を提示した場合は、乳児の画面の注視時間は回復しなかった。  この 2 つの実験結果から解釈される乳児期の視覚認知機能の性質として、最も適切なものを 1 つ選べ。


第5回公認心理師試験 問61

問61  7 歳の男児 A、小学 1 年生。登校しぶりがあり、母親 B に伴われ市の教育センターに来室した。B によると、A は、「クラスの子がみんな話を聞いてくれない」、「授業で何をやったら良いのか分からない」と言っている。B は、A が教室内での居場所がないようで心配だと話した。公認心理師である相談員 C が A に話しかけると、A は自分の好きなアニメの解説を一方的に始めた。  A に対する支援をするに当たり、A の適応状況に関する情報収集や行動観察に加え、C が A 自身を対象に実施するテストバッテリーに含める心理検査として、最も適切なものを 1 つ選べ。


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