公認心理師勉強ブログ
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第5回公認心理師試験
第5回公認心理師試験 問62
問62 20 歳の男性 A、大学 2 年生。単位取得ができず留年が決まり、母親 B に連れられて、学生相談室の公認心理師 C が面接した。B の話では、 1 年次からクラスになじめず孤立しており、授業もあまり受講していない。サークル活動やアルバイトもしておらず、ほとんど外出していない。昼夜逆転気味で自室でゲームをして過ごすことが多い。A は、「何も困っていることはない。なぜ相談しなければいけないのか分からない」と、相談室に連れてこられたことへの不満を述べるものの、相談を継続することは渋々承諾している。 C の A への初期の対応として、最も適切なものを 1 つ選べ。
第5回公認心理師試験 問63
問63 45 歳の女性 A、小学 4 年生の男児 B の母親。A は、B の不登校について、教育センターで教育相談を担当している公認心理師 C に相談に訪れた。親子並行面接の親面接において、A は B について少ししか話さず、結婚以来、夫から受けてきたひどい扱いについて軽い調子で話すことが多かった。C は、夫との関係で A が傷ついてきたものと推察しながらも、A の軽い話ぶりに調子を合わせて話を聞き続けていた。そのうちに C は A との面接を負担に感じるようになった。 E. S. Bordin の作業同盟(治療同盟)の概念に基づいた、C の A への対応方針として、最も適切なものを 1 つ選べ。
第5回公認心理師試験 問64
問64 14 歳の女子 A、中学 2 年生。 1 学期に学校を休むことが多かったことを心配した母親 B に連れられ、夏休みに小児科を受診した。B によると A は、 5 月の連休明けから頭が痛いといって朝起きられなくなり、遅刻が増えた。めまい、腹痛、立ちくらみがあるとのことで、 6 月からは毎日のように学校を休むようになった。家では、午後になっても身体がだるいとソファで横になって過ごすことが多い。しかし、夕方からは友達と遊びに出かけ、ゲームやおしゃべりに興じることもある。排便によって腹痛が改善することはないという。 A の状態の理解として、最も適切なものを 1 つ選べ。
第5回公認心理師試験 問65
問65 25 歳の女性 A、会社員。A は、混雑した電車に乗って通勤中、急に動悸や息苦しさ、めまいを感じ、「このまま死んでしまうのではないか」という恐怖に襲われ、慌てて病院の救急外来を受診した。心電図などの検査を受けたが、異常は認められず、症状も治まったため、帰宅した。しかし、その日以来、突然の動悸や息苦しさなどの症状が電車内で繰り返し出現した。次第に電車に乗ることが怖くなり、最近は電車通勤ができていない。複数の医療機関で検査を受けたが、原因は特定されず、心療内科クリニックを紹介された。受診したクリニックの公認心理師に A の心理的アセスメントが依頼された。 A の状態の理解として、適切なものを 1 つ選べ。
第5回公認心理師試験 問66
問66 47 歳の男性 A、会社員。A は不眠を主訴に妻 B に伴われて総合病院の精神科を受診した。 2 年前に A は昇進し、大きな責任を担うことになった。しかし、この頃から寝付きが悪くなり、飲酒量が増加した。最近は、B の再三の注意を無視して深夜まで飲酒することが多い。遅刻が増え、仕事にも支障が生じている。担当医は、アルコール依存症の治療が必要であることを説明した。しかし、A は、「その必要はありません。眠れなくて薬が欲しいだけです」と述べ、不機嫌な表情を見せた。一方、B は入院治療を強く希望した。A と B の話を聞いた担当医は、公認心理師 C に A の支援を依頼した。 現時点における C の A への対応として、最も適切なものを 1 つ選べ。
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