公認心理師勉強ブログ
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第4回公認心理師試験
第4回公認心理師試験 問66
67 歳の男性 A、税理士。重度認知症の母親 B と二人で暮らしてい る。A は、B の介護をしながら税理士の仕事をしている。A は、1 年 前から集中力や思考力が低下して、仕事が捗らなくなった。ミスも増え たため、仕事を辞めようかと悩んでいた。物忘れ、不眠、食欲低下につ いてもかなり心配していた。A は、現在の状態が B の初期症状と類似 しているのではないかと心配し、医療機関を受診した。A は、手段的 日常生活動作IADLに問題はなく、HDS-R は 29 点、老年期うつ検 査-15-日本版GDS-15-Jは13 点であった。 診断として疑われる A の状態として、最も適切なものを 1 つ選べ。
第4回公認心理師試験 問67
小学 3 年生のある学級では、1 学期の始めから学級での様々な活動 に対し積極的で自主的に取り組む様子がみられた。そこで、児童のやる 気をさらに高めるために、児童が行った活動に点数をつけて競わせるこ とが試みられた。その結果、2 学期になると、次第に点数のつかない活 動では、児童の自主的な取組がみられなくなり、3 学期になるとさらに その傾向が顕著になった。 この現象を説明するものとして、最も適切なものを 1 つ選べ。
第4回公認心理師試験 問68
45 歳の男性 A、小学校に勤務しているスクールカウンセラー。A が勤務する小学校では、「ともに学び、ともに育つ」という教育目標のも とで、「支え合う学級集団づくり」に取り組んでいた。A は、5 年生の 担任教師からクラスの児童同士の人間関係の改善や児童相互の理解を豊 かにするための授業を実施してほしいと依頼を受けた。そこで、A は 児童がより主体的・対話的で深い学びができるように、アクティブラー ニングを取り入れた授業を行うことにした。 A が行うアクティブラーニングの視点を用いた指導法として、最も 適切なものを 1 つ選べ。
第4回公認心理師試験 問69
16 歳の男子 A、高校&年生。万引きにより逮捕され、少年鑑別所 に収容された後、家庭裁判所の審判により保護観察処分となった。A は、審判終了後すぐに母親 B と共に保護観察所に来た。A の居住する 地域を担当している保護観察官 C が、初回の面接を行うことになった。 審判直後であり、家庭裁判所からは、氏名、年齢、非行名、遵守事項に 関する意見など、最小限の情報が届いている。 C の初回面接における対応方針として、最も適切なものを 1 つ選べ。
第4回公認心理師試験 問70
製造業 A 社は、これまで正社員の大半が男性であった。ここ数年 の労働力不足を背景に、様々な人材を登用する機会を模索している。女 性の管理職の増加を目指したキャリアコンサルティングの実施、外国人 社員に伴って来日した配偶者の採用に加え、社内に障害者支援委員会を 設置して精神障害者の就労支援を行うなど、個々の違いを認め、尊重 し、それらを組織の競争優位性に活かそうとする取組を行った。その取 組をきっかけとして、女性社員、高齢者や国籍の異なる社員なども少し ずつ増えて、今では属性の異なった人と協働する機会が増えている。 この A 社の取組を全体的に表すものとして、最も適切なものを 1 つ 選べ。
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